スナックってどんなところ!?

前回は、クラブとラウンジの違いについて説明しました。

クラブとラウンジはもちろん違うわけですが、実際に働くという前提で考えた場合の仕事内容にはほとんど違いがありません。

ところが、スナックに関してはちょっと違ってきます。

 

そもそも、スナックとはどんなところでしょう!?

スナックは、数々の水商売の中でも、最も一般的に身近な存在だと思います。

都心部だけでなく住宅街にもポツンとあったりしますが、そういうお店の場合は、男性客だけでなく、夫婦や家族連れのお客様がいたりします。

母親がスナックをやっている…という友達が周りにいたりして、未成年の頃から遊びに連れていってもらったことがある…という方も案外いるのではないでしょうか…

スナックは少人数、小規模のお店が多く、アットホームにお店全体が一体となって楽しめるスタイルのお店です。

そのため、お客様との距離感が近く、友達感覚のようにフレンドリーな接客でも十分通用するお店も少なくありません。

もちろん錦にあるスナックは、家族連れなどのお客様は少なく男性客がメインですが、クラブ、ラウンジに比べるとアットホームなスタイルです。

働く際には、完全に私服でもOKというお店もありますし、接客レベルとして高いものを求められることは少ないと言えるでしょう。

ただ、あくまでもそれはお客様と会話する内容や話し方のことであって、実際に接客レベルが低いわけではありません。

クラブ、ラウンジとスナックとの一番大きな違いは…

「お客様の隣に座らない」

という点にあります。

つまり、カウンター越しに立ったまま接客をするか、ボックス席の場合でも、お客様の隣ではなく、向かいなどの離れた位置に座って接客する…というスタイルになります。

また、基本的に少人数で運営していますので、一人で複数のお客様の相手をする必要があります。

しかも、カウンターの場合、目の前に並ぶ二人のお客様が連れではなく、知らない人同士…ということもあり得ます…

もちろんその場合でも、一人のお客様とだけ話していればいいわけではなく、それぞれに内容を変えた会話をしなければならないことになるわけですが…、お店が混み合ってくると二人同時の対応が難しくなり、どうにかしてお客様同士で会話ができるような状態になってもらえるよう、紹介して橋渡しをする…ということも時にはあります。

更に、そういった接客をしながらも、タイミングを見てグラスを洗ったり…という作業も必要になってきます。

また、ボーイがいない場合が多いので、アイスや水などの交換も自分で動かなければなりません。

カウンターに立っている場合はすぐに動けますが、ボックス席の場合も自分で交換しにいくことになります。

 

以上のように、クラブ、ラウンジと比べると大きな違いがあり、言葉遣いなどは比較的気軽でよかったとしても、決して接客スキルが低いわけではありません。

 

とは言え…

お客様は常連の方が多く、お店の状況をよ~く理解している方がほとんどです。

慣れない女の子がいたりすると、逆に助けてもらえることも多々あるでしょう。

そこがアットホームなスナックならではの魅力ですね!

お客様と一緒になって楽しみながら仕事がしたい!という方にはオススメですよ!

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